鍛造事業｜業務内容｜株式会社メタルフォージ

BUSINESS 業務内容 - 鍛造事業 -

独自の鍛造技術で軽量・高強度・複雑形状の部品に対応

鍛造とは、金属を叩いて圧力を加えることで強度を高め、目的の形状に成形する技術。
この技術は古くから人々の生活に必要とされ、刃物や機械部品など今日でも人々の生活に必要とされています。

メタルフォージは、自動車、建設機械、産業機械、農業機械、船舶、建設・インフラと幅広い分野の製品を生産しています。

昨今の自動車電動化などの業界変化により、金属部品が減少するというイメージがあるものの、軽量で強度が必要な部品や、複雑な形状の部品は、より一層必要とされる時代になっています。

これまで培った独自の工法と技術をさらに磨き、生産の高効率化と環境変化への対応を進めながら、今後も世界から必要とされる製品をお届けしてまいります。

生産までの流れ

当社では、3D-CAD・CAE解析・高精度3Dスキャナを活用し、またお客様と一体になってのSE活動を積極的に行っております。
このSE活動にてフロントローディングでの課題の抽出や完成品目線での最適形状提案を行い、より良いものづくりを目指しております。
また、これらの活動により、試作一発立上げでの量産化が可能となり開発リードタイムの大幅短縮に寄与しております。

業務範囲

金型加工工程

金型は3D-CADにて金型設計を行い、CAEにて鍛造の成型シミュレーションをして金型の強度解析をします。
CAMにて型彫りのシミュレーションを行い、短納期で高精度な金型を製作しています。
鍛造工程

鋼を1200℃まで加熱し、強い衝撃を与えることで金型の形状に沿った製品を成形します。
メタルフォージにはハンマー鍛造とプレス鍛造がありますが、どちらも高技能な職人による技術で鍛造をしています。
熱処理工程

製品を高温維持し、冷却することで鉄の性質を調整することが可能です。
鍛造焼入れや焼準など、自社で熱処理対応も可能です。
機械加工工程

鍛造品の機械加工にも取り組んでいます。
鍛造から機械加工まで一貫して取り組むことで、コスト低減やリードタイムの短縮を実現します。
検査工程

非破壊検査や超音波探傷検査などにも対応しております。
寸法測定だけでなく、硬度測定や組織観察、機械試験の対応なども可能です。
ISO 9001（品質国際規格）を取得しており、安定した品質の製品をお客様にお届けします。